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ICA京都 創立記念 国際シンポジウム開催のお知らせ

2022.07.26
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いまや現代アートはグローバルに繋がる壮大なコミュニティを形成しています。
そのなかで京都は、日本の伝統文化の中心地であるだけでなく、多くの芸術系大学が集まり、若手アーティストの共同スタジオや新しい形のオルタナティブ・スペースも増え、近年では国際的に活躍するアーティストが京都を拠点に選ぶケースもみられています。
一方、グローバルな現代アート地図のなかでは未だ存在感は低く、限定的である点は長らく指摘されているとおりです。

アジア全域に目を向けてみると、政治や経済の中心地としての首都ではなく、京都と同様に豊かな伝統文化の残る古都でありながら、新しい現代アートの中心地、いわば現代アート・キャピタルとなっている地方都市に注目が集まっています。

例えばタイ北部のチェンマイは、13世紀末に首都となり、独自の文化や伝統を育んできたタイ第二の都市です。
また世界遺産のボロブドゥール遺跡を有するインドネシアのジョグジャカルタも、8 世紀にヒンドゥー教の古マタラム王国が建設され、18 世紀にはジョグジャカルタ王国の首都となった古都として知られています。
これらの都市は主要なアートフェスティバルの舞台にもなり、世界各地の国際展で活躍するアーティストの多くがスタジオを構えています。
ICA 京都(Institute of Contemporary Art, Kyoto)は、文化庁本格移転も推進され、市立美術館もリニューアルされた京都が、グローバルな現代アートのコミュニティの一員としてその存在感を増していくために、特に同時代の国際的なアートシーンと京都を結ぶ接続点となるための新しい機能です。
国際シンポジウムの開催、海外アーティスト・イン・レジデンスとの接続、幅広い分野の研究機関との連携、批評を中心とするウェッブマガジンの運営などを通して、京都を中心とする現代アートシーンの活性化に努めていきます。
ICA Kyoto の創設を記念する国際シンポジウム「現代アート・キャピタルの潜在力」では、人口規模も類似した京都、チェンマイ、ジョグジャカルタを繋ぐトライアングルをイメージし、京都が現代アートの拠点となる潜在的な共同体の可能性について議論を深めます。

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ICA京都国際シンポジウム
 現代アート・キャピタルの潜在力
   ~京都、チェンマイ、ジョグジャカルタを繋ぐ共同体

■日時:2022年8月11日(木・祝)
    セッション1 13:00~15:15
    セッション2 15:30~17:30

■実施形態:対面/オンライン(ウェビナー)

■会場:京都芸術センター 講堂
    ※コロナウイルス感染症対策のため、先着100名限定

*セッション1 「アジアにおける現代アート・キャピタル」
 チェンマイ、ジョグジャカルタを拠点としてグローバルに活躍するキュレーターやアーティストによるプレゼンテーションとパネルトーク

 登壇者
  クリッティヤー・カーウィーウォン(キュレーター/ジム・トンプソン・アートセンター 芸術監督)
  栗林隆(アーティスト)
  小崎哲哉(ジャーナリスト/アートプロデューサー/ICA京都『REALKYOTO FORUM』編集長)
  ナウィン・ラワンチャイクン(アーティスト)
  アリア・スワスティカ(キュレーター/ジョグジャ・ビエンナーレ ディレクター)
  モデレーター:片岡真実(森美術館館長/ICA京都 顧問)

*セッション2 「現代アート・キャピタルの潜在力」
 アートを取り巻く環境の変化、そして京都が担うべき現代アート・キャピタルの可能性を探るクロスディスカッション

 登壇者
  青木淳(建築家/京都市京セラ美術館館長)
  サスキア・ボス(美術史家/キュレーター/批評家)
  クリッティヤー・カーウィーウォン(キュレーター/ジム・トンプソン・アートセンター 芸術監督)
  建畠晢(美術評論家/詩人/京都芸術センター館長)
  モデレーター:浅田彰(批評家/ICA京都 所長)


★お申込みはこちらから
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