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2025年7月10日(木)、ICA Kyoto TALK 058 「時差を越えたキュレトリアル・プラクティス」を開催します
ゲスト: ヨン・マ(キュレーター/ロンドン)

2025.07.04
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Installation view at the 11th Seoul Mediacity Biennale, 2021
来る7月10日(木)、京都裏寺 極楽寺にて、ロンドンからキュレーターのヨン・マさんをお迎えし、「ICA Kyoto TALK 058」を開催します。対面のみの開催です。会場は京都中心街ですが寺院が多く集まるエリアにあります。ぜひ足をお運びください。

ICA kyoto TALK 058

時差を越えたキュレトリアル・プラクティス

ゲスト: ヨン・マ(キュレーター/ロンドン)
モデレーター: 堤拓也(ICA京都プログラム・ディレクター)
日英逐次通訳:辻井美穂

このトークでは、ロンドンのヘイワード・ギャラリーよりヨン・マさんをお招きし、これまでに歩んできたキュレーターとしてのキャリアの概要をご紹介いただきます。香港のM+、パリのポンピドゥー・センター、ソウル市立美術館(SeMA)での「第11回ソウル・メディアシティ・ビエンナーレ」、そして現職のヘイワード・ギャラリーと、計4つの主要な現代美術にかかわる公的機関において手がけた展覧会やプロジェクトを取り上げながら、それぞれ異なる制度や文脈の中で、どのようなアプローチや戦略を用いてきたのかを振り返っていただきます。また、各インスティテューションの特徴や、現在の公共セクターにおける実践の難しさについても考察していきます。


イベント概要

⽇ 時: 2025年7⽉10⽇(木) 18:30-20:00
会 場: 京都裏寺 極楽寺(京都府京都市中京区裏寺町通六角下る裏寺町586)
定 員: 40名程度/先着順(事前申し込み不要)
料 ⾦: 無料
主 催: ICA京都、京都芸術⼤学⼤学院
協 力: 一般社団法人HAPS、京都裏寺 極楽寺


ヨン・マ Yung Ma

2021年11月からロンドン、ヘイワード・ギャラリーのシニア・キュレーター。「第11回ソウル・メディアシティ・ビエンナーレ:の芸術監督、またパリのポンピドゥー・センターの現代美術・プロスペクティブ・クリエーション部門のキュレーターを務める。ポンピドゥー・センターでは、曹斐(Cao Fei)の個展「HX」(2019年)を企画し、グループ展「Chine-Afrique」(2020年)および「Global(e) Resistance」(2020年~2021年)の共同企画にも携わった。2011年から2016年まで、香港のM+で映像芸術のアソシエイト・キュレーターおよび、同館の映像コレクションの構築を担当。M+在籍中には、「M+ Screenings」(2016年~)のシリーズや、「Mobile M+: Moving Images」(2015年)といった展覧会を企画。また、ベネチア・ビエンナーレでは、2009年に白雙全(Pak Sheung Chuen)の個展、2013年に李傑(Lee Kit)の個展を企画し、2度にわたり香港パビリオンの共同キュレーターを務めた。


ICA Kyoto TALKとは?

ICA京都は2020年に京都芸術大学大学院の附置機関として創設され、これまで国内外で活躍するアーティスト、キュレーター、研究者、ギャラリストなどを招いたトークイベントを継続的に行ってきました。その一環である「ICA Kyoto Talk」は、これまでの「Global Art Talk」と統合し、京都と世界各地の多様なアートシーンを結びつけ、対話を重ねるためのプラットフォームです。ローカルな現場とグローバルな動向とを往復しながら、複層的な世界を実感し、新たな視点を開く場となることを目指しています。


お問合せ

info@icakyoto.art