PROGRAMSアジア美術系大学学生会議
開催趣旨

KYOTO Gathering for Asian Art Students(アジア美術系大学学生会議)は、東南アジア・東アジアの学生が集まり、アートの世界における相互理解と地域理解を深め、次世代のアーティスト、キュレーターを中心にしたネットワークを強化していくことを目的とした3日間の合宿型イベントです。欧米中心の美術潮流を見直し、グローバルなアート動向、それぞれの研究テーマ、キャリア形成について議論を行い、実践的な学びとつながりを得る機会を提供します。
1990年代以降、現代美術はグローバルに拡大し、美術館、芸術祭、アートフェアなどのモデルが各地に創設され、それは目覚ましい経済成長を遂げたアジア地域にも反映されてきました。一方で、近年のパンデミック、不安定な政治経済は新しい世代のクリエイターにとって未来を不透明なものにしてきました。日々夥しい情報がネット上に溢れるなか、「世界とは何か」、「自分たちはどこにいるのか」、というリアリティの想像さえ困難になっていると言えるでしょう。「アジア美術系大学学生会議」は、こうした状況のなかでリアルに次世代を担う人間関係を創出し、未来に向けたビジョンをともに描こうとするものです。
開催概要
- 日程2025年11月12日(水)~14日(金)3日間
- 会場京都芸術大学
- テーマFlipping Point: アジアから見つめ返す世界
- 参加者数国内外から計30名(国内15名、国外15名)
- 内容グループディスカッション、ゲストによる基調講演、京都のエクスカーション、ネットワーキングセッションを予定
- 費用参加費用は無料
- 主催ICA京都、京都芸術大学大学院
- 助成国際交流基金
募集概要
- 対象東南アジア、東アジアの美術系大学に在籍する大学院生、および学部4年生
※日本国内からの参加者は、8月23日(土)のキックオフ・ミーティング(ハイブリッド開催)に参加できることが条件です
- 応募書類ポートフォリオあるいは研究資料のデータ(A4サイズのPDF、10MB以下)を応募フォームからアップロードください
- 応募締切以下の期日までに提出してください。
提出締切:2025年7月28日(月)23:59(JST)募集期間終了※選考結果は8月5日(火)に発表します