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2026年11月13日(金)、ICA Kyoto TALK 067「夢のボトル:複数の時間性を横断するキュレーション」を開催します
ゲスト:エヴァ・リン(キュレーター/台湾)

2026.10.30
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黃博志 (Po-Chih Huang),《夢啟酒 (Dream Inspired Millet Wine)》, 「南方以南」, 2018
来る11月13日(金)、東本願寺のほど近く、ツタに覆われた印象的な建物「重信会館」にて、「ICA Kyoto TALK 067」を開催します。昭和5年に竣工し、かつて学舎や学生寮として使用された独特の趣のある空間を会場に、ホワイトキューブにとどまらず、場所に応答した芸術実践を続ける台湾のキュレーター、エヴァ・リンさんをゲストに迎え、お話を伺います。ぜひご参加ください!

ICA kyoto TALK 067

夢のボトル:複数の時間性を横断するキュレーション

ゲスト: エヴァ・リン(キュレーター/台湾)
モデレーター: 堤拓也(ICA京都プログラム・ディレクター)
日英逐次通訳: 辻井美穂

今回のトークでは、リン氏による台湾の先住民族コミュニティにおけるキュレーションの実践を起点に、人々との出会いや日常生活の共有、相互の学びを通じて、芸術がどのように形づくられていくのかを考えます。とりわけ、夢が日常生活に入り込むあり方に着目しながら、人々、土地、素材、祖先との関係性が、異なる時間性をどのように交差させるのかを探ります。こうしたコミュニティに根ざした実践を通じて、異なる時間や世界観が共存する可能性を考察するとともに、世界を認識し、経験するための多様な方法をひらくキュレーションのあり方についてお話しいただきます。



イベント概要

⽇ 時: 2026年11⽉13⽇(金) 18:30-20:00
会 場: 重信会館
定 員: 40名程度/先着順(事前申し込み不要)
料 ⾦: 無料
主 催: ICA京都、京都芸術⼤学⼤学院
協 力: 一般社団法人HAPS


エヴァ・リン  Eva Lin

インディペンデント・キュレーター。オフサイト(展示施設の外)と身体性を伴う手法を軸に、キュレーションの過程がいかに地域の知識体系、社会生態系、そしてオルタナティブな認識論と関わり得るかを探求している。廃墟となった工業跡地、軍事施設、寺院、歴史的な鉱山、先住民の山岳コミュニティといった型破りな場所でプロジェクトを展開。地域の人々や異分野の実践者との長期的な協働を通じて、見過ごされたり、十分に語ってこられなかった地域の物語を掘り起こしてきた。
リンは、キュレーションの実践を単なる「表象」ではなく「知の生産」のためのプラットフォームとして捉え、物質性、風景、そして地域に根ざした実践が、文化的物語の形成において果たす関係的な役割を探究している。領域横断的な実験を通じて、展覧会を対話、フィールド調査、集団的学習の進化プロセスとして位置づけ、キュレーションの枠組みが芸術実践、コミュニティの知、そして生態学的文脈をつなぐ「関係性のインフラ」としていかに機能するかを模索している。
主なキュレーションプロジェクトに、オーストロネシア・トリエンナーレ2027、第18回ジョグジャ・ビエンナーレ「KAWRUH- Land of Rooted Practices」(2025年)、「Sleepless in Stone」(2024年)、ポンピドゥー・センター・メスでの「You and I Live on Different Planets」(2022年、ブルーノ・ラトゥール、マルタン・ギナール=テランとの共同企画)、台北ビエンナーレ2020–21パブリックプログラム、馬祖ビエンナーレ2022「地下工事」、第7回台湾国際ビデオアート展「ANIMA」、「The Hidden South」(2018年)、「The Upcoming Past」(2019年)、「Parallax: Damage Control」(2017年)など。「山冶計画」(mt.project)のアートディレクター。



ICA Kyoto TALKとは?

ICA京都は2020年に京都芸術大学大学院の附置機関として創設され、これまで国内外で活躍するアーティスト、キュレーター、研究者などを招いたトークイベントを継続的に行ってきました。その一環である「ICA Kyoto TALK」は、これまでの「GLOBAL ART TALK」と統合し、京都と世界各地の多様なアートシーンを結びつけ、対話を重ねるためのプラットフォームです。ローカルな現場とグローバルな動向とを往復しながら、複層的な世界を実感し、新たな視点を開く場となることを目指しています。


お問合せ

info-icakyoto@office.kyoto-art.ac.jp