「2017年ゴールデン・ウィークのアート観光ガイド」の余白に
豊田市美術館で岡﨑乾二郎がコレクション+αで構成した「抽象の力」展は、ニューヨーク近代美術館に代表される視覚中心主義的モ...
1957年、神戸市生まれ。京都造形芸術大学大学院学術研究センター所長。同大で芸術哲学を講ずる一方、政治、経済、社会、また文学、映画、演劇、舞踊、音楽、美術、建築など、芸術諸分野においても多角的・多面的な批評活動を展開する。著書に『構造と力』(勁草書房)、『逃走論』『ヘルメスの音楽』(以上、筑摩書房)、『映画の世紀末』(新潮社)、対談集に『「歴史の終わり」を超えて』(中公文庫)、『20世紀文化の臨界』(青土社)などがある。
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2016年2月26日に開催された「ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校」の第一期成果展「先制第一撃」の講評会に審査員とし...
村上隆が日本では14年ぶりに「村上隆の五百羅漢図展」(森美術館)と題する大規模な新作展を開催、ついで「村上隆のスーパーフ...
最近の日本映画の文字通りの停滞には目を覆いたくなるものがある。マンガの実写化(それも三池崇史くらい破天荒ならばともかく、...
京都に住んではいても観光・宿泊事情には詳しくないので、「京町屋に泊まってみたいのだが、どうか」と問われて当惑することがよ...
(これは1月4日発売の『SAPIO』2月号に掲載された談話「いっそのこと、国立競技場は草地に戻してはどうでしょうか?——...
石山友美監督の『だれも知らない建築のはなし』(2015年)は、モダニズム以後の世界と日本の建築界を考える上で有益なヒント...
1962年からえんえんと制作されてきた「007」映画版が時代の変化を敏感に表していることはよく語られる通りだ。近年で言え...
安藤忠雄(1941-)は世界中で多種多様な建築を建ててきた。1980年代から親交があり、興味をもってフォローしてきたつも...
この2月と4月、高橋悠治(1938-)が東京と京都でフクシマとチェルノブイリに関係する新作を発表した——というのはミスリ...