前谷開——カプセルホテルの穴居人
もはや旧聞に属するが、名古屋の愛知県美術館で展示されていた鷹野隆大の写真が検閲を受けるという事件があった。 鷹野作品は「...
1957年、神戸市生まれ。京都造形芸術大学大学院学術研究センター所長。同大で芸術哲学を講ずる一方、政治、経済、社会、また文学、映画、演劇、舞踊、音楽、美術、建築など、芸術諸分野においても多角的・多面的な批評活動を展開する。著書に『構造と力』(勁草書房)、『逃走論』『ヘルメスの音楽』(以上、筑摩書房)、『映画の世紀末』(新潮社)、対談集に『「歴史の終わり」を超えて』(中公文庫)、『20世紀文化の臨界』(青土社)などがある。
もはや旧聞に属するが、名古屋の愛知県美術館で展示されていた鷹野隆大の写真が検閲を受けるという事件があった。 鷹野作品は「...
水の面に照る月波を数ふれば今宵ぞ秋の最中なりける 三十六歌仙絵巻でも有名な源順(みなもとのし...
《ゴジラ》は日本で1954年の第五福竜丸事件をうけて撮影された映画だが、映画史的には1953年の《原子怪獣現わる(The...
*「クラーク先生、さようなら(Bye Bye Clark)」 アメリカから招かれ、1876年から1877年にかけて札幌農...
「21世紀にはバルテュス(1908-2001)やフランシス・ベーコン(1909-1992)やルシアン・フロイド(1922...
サッカーのワールドカップ・ブラジル大会が始まった。日本では、施設の完成が直前までずれ込んだことや、民衆の反対デモが広がっ...
私の最初の本である『構造と力』が刊行されたのは、いまから30年前の1983年9月10日だ。幸い、この本はいまも現役で、す...
WOWOW で「ニュースルーム」の放映が始まった(アメリカでは2012年6月24日に放送開始)。アーロン・ソーキンの手が...
大阪に本格的な美術館ができた——というのは、むしろ4月1日にふさわしいジョークだろうか。実のところ、私が語ろうとしている...
このブログの2012年10月15日のエントリーにも書いたように、マニエリスムというのは西洋美術史の文脈ではルネサンスとバ...